丸岡いずみさんの代理母という選択ー夫婦二人の子どもが欲しい

今日発売の、婦人公論で、丸岡いずみさんと有村崑さんが

ロシアにて、代理母出産で、第一子を授かったことが掲載されました。

6年に及ぶ不妊治療を経ても、うまく行かず、最後の手段として、
代理母出産という選択をしたとのこと。

不妊治療だけでも、相当の費用がかかり、その上、500万円〜1000万円を超す費用のかかる代理母出産は、本当に限られた人だけが選択できる手段なのでしょう。

「自分たちの遺伝子を持つ子が欲しい」という思いは、私にも経験があるので、すごくよく分かります。

 

40歳を過ぎると自然妊娠の確率はグッと下がる

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日本子ども家庭総合研究所「出産希望年齢と妊よう力知識の関連内『グラフ:M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition』」より

このグラフの①が、自然妊娠確率。②が不妊女性の割合です。

 

これ以外にも色々な文献、データがありますが、ほとんどどれを見ても、

40歳を過ぎての、自然妊娠確率は、5%しかありません。

 

そして、その年齢付近から、不妊率が増加しています。

 

そこで、「我が子が欲しい」た考える夫婦は、不妊治療を開始する訳ですが、

不妊治療をしたからと言っても、年齢が上がるほど、妊娠確率が下がってしまうのが下のグラフで分かります。

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日本産婦人科学会ARTデータブック2013より

 

 せっかく妊娠しても、流産リスクも上がる

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IVFなんばクリニックのデータ

高い費用をかけ、辛い思いをし、不妊治療に取り組み、やっと妊娠したのに、

わずか10週程度で、流産してしまうということはどんなにか辛いことでしょう。

 

丸岡いずみさんも、2度の流産を経験しているそうです。

 

一度目は、ご結婚すぐに、自然妊娠。
41歳だったので、自然妊娠は難しいかも・・・と思っていたそうですが、

ご結婚後、ほどなくして自然妊娠。

しかし、その喜びは束の間。

僅か、10週で、流産してしまったとのこと。

 

そして、年齢的に、次の自然妊娠を待つという猶予は無いとの判断だったのでしょう。

体外受精を試み、めでたく妊娠。

 

しかし、またもや、10週での流産。

 

 

努力の余地がほとんどない妊娠

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妊娠という現象は、本当に本当に、奇跡だと身をもって思うのです。

 

お寺の副住職(跡取り息子)と結婚した私は、

大好きな彼と私との「我が子」が欲しいという気持ちは当然ですが、

一方、「跡取り息子」を産むという役割が、暗黙のうちに担わされていました。

 

私が結婚したのは、32歳でしたから、決して若いとは言えません。

それでも、私の中では、「すぐに妊娠できるだろう」という甘い見込みをしていました。

 

中学校の時に初潮を迎えて以来、生理の周期が半日とズレることなく、20年を過ごしてきていたので、

基礎体温をきちんと付けて、「的確なタイミング」に子作りをすれば良いだけだと思っていたのです。

 

その期待は、見事に打ち砕かれ、結婚して半年程度経った頃から、産婦人科に通い出し、

「とりあえず、タイミング法を試みましょう」と言われ、

 

毎月、排卵日間際に、通院をして注射をし、着床しやすい子宮環境を作るということを始めました。

 

 

トイレで生理の到来を知る絶望

毎月、毎月、「排卵日」に合わせて、通院をし、注射をし、

そして、毎日の晩酌を生きがいかのように楽しみにしている夫に、

「今日は、呑まないでね。」と声をかけ、ことに及びます。

 

「今度こそ・・・」という期待を胸に、2週間程度を過ごし、

トイレに入った瞬間に、

 

「あー、来ちゃったー・・・」

 

しばらくは、便座から立ち上がる気力も湧かず、その場で呆然としていました。

虚しくて、涙が出てきます。

 

時には、なんだか気持ち悪いような感じがして、

夫に、「つわりかもしれない」なんてソワソワしていて・・・。

 

それなのに、また、トイレで絶望。

 

実家の母からも、義母からも心無い言葉

若くはない嫁に、しっかり跡取り息子を産んでもらわなくちゃ、と思っている義母からは、

たまたま一緒にテレビを見て居る時に、不妊症が扱われていた時に、
「不妊なんて本当は無いわよ。気の持ちようのせいよねー」なんて、あてつけのように言われたり。

「遊びたい、遊びたいと思っているから、いつまで経っても子供ができないのよ!」とまで言われました。

 

実家の母からも、

「もう、若くないんだから、さっさと子供作りなさい。」と。

 

実は、毎月、病院にまで通って作る努力をしていると告げると、

「あら、子供なんて、いつでもできるものかと思っていたわ」と曰う母。

私は、ハネムーンベビーの一人っ子。

意識的に、妊娠しようとした経験のない母親は、全く相談相手になりませんでした。

 

お恥ずかしい話ですが、街中で、妊娠している方を見かけると、

嫉妬の気持ちが湧き上がってしまって、直視出来ない感じでした。

 

 

 

我が子が生まれた日が、人生で最高の日

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そんな「がっかり」を繰り返していた中で、夫と私は、

 

子供を授かるということは、「自然」のなせることだろうから、不妊治療は選択しないことにしよう。

 

との話し合いをしていました。

 

 

そして、結婚から18か月。

生理が一週間は遅れているとの認識をして、
ドキドキしながら、妊娠検査薬を使ってみると、

陽性!

 

翌日、直ぐに産婦人科に行き、胎芽を確認。

 

但し、あまりにも受診が早過ぎて、まだ確実な妊娠とは言えないし、このまま自然流産してしまう可能性もあると言われました。

 

ですから、それからしばらくも、トイレに行く度に、本当にドキドキ。

 

 

やっと、心音の確認でき、そして、我が子は生まれてきてくれました。

 

 

 

色々な夫婦の選択、親子のあり方があっていい

娘は、今17歳になっています。

3歳8か月で、離婚をしてしまったので、娘が父親と過ごした時間はそれほど長くないはずなのに、

娘が何気なくする仕草や、言葉使いの中に、父親とそっくりだと思う部分があります。

別れてからも、毎月、父親と会ったり、一緒に旅行に行ったりということを続けてきているからかもしれませんが、遺伝子のなせる術もあるのかなーと思ったりもします。

 

子供ができないまま、大人だけの時間を共有することによって、夫婦二人の関係性をより高め合うご夫婦もあります。

私が知る中での「素敵なご夫婦」は、高確率で、この「子どもがいらっしゃらないご夫婦」です。

 

自分たちの子どもを授からないから、養子縁組という選択をなさるご夫婦もいらっしゃいます。

この世に生を受けても、実の親が育てるということが難しい子どもが居る現実がありますから、

このような選択をして頂けるご夫婦によって、温かい家庭で愛を受けて育まれる子どもたちは、本当に幸せだと思います。

 

そして、今回の丸岡いずみさん、有村昆さんたちのように、

どうしても、自分たちの遺伝子を持つ子どもが欲しいという思いから、出来る限りのことにチャレンジするというのも一つの選択だと思うのです。

 

 

タイムリミットのある妊娠・出産

人生に、「他人が決める正しさ」は無い。

自分が納得できる人生を生きることしかないと思います。

 

 

もし、貴女が、「自分の遺伝子を持つ子どもが欲しい」と感じているのでしたら、

貴女が思いつく、具体的な行動を始めて下さい。

妊娠、出産は、人生で唯一、シビアなタイムリミットがあるものだと、私は考えています。

 

 

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