夫ファースト<Tさんのリアル>その1

<今回のリアルさん Tさんのプロフィール>

43歳 33歳で結婚

家族構成:夫(43歳)大学勤め、長男(10歳)、次男(7歳)

妻の職業:英語を教える仕事

仏様みたいなお姑さん

私、普段から「夫が大好き」と言うようにしているんです。

でも、お姑さんがいい人とは言いづらいんです。皆さん苦労しているから。

でも、本当にいい人なんですよ。

・何も干渉してこない
・口出しされないのに手だけ貸してくれる

私が動けなくなった時も、夫の電話一本で駆けつけてくれて、治ったら何事もなかったように「よくなったね」と言って帰るんです。

応援することは応援して、後は口を出さないというスタンスなんですね。

それが徹底していているんです。私の中で一番ラッキーなことだと思っています。

 

主人は有名な私立大学で経済学を研究している准教授なんです。社会的地位も高くて、収入もいいほうなんです。でも、弟の1人はバスやタクシーの運転手で、もう1人の弟は居酒屋勤務なんです。その3人に何の分け隔てもなく接しているんです。

本人の生きたい生き方をリスペクトしているんですね。

そうなんです。弟たちはダメみたいなことは一切ないんです。評価をしないんですね。

結婚の挨拶に行ったときに、すごいいろいろ料理を出してくれたんです。そこにもやし炒めの上に目玉焼きがのっているものがあって(笑)

歓迎するといったら一品でも多く出したいという思いからなんですって。すごく自然体なお姑さん。

そんな人に育てられた夫なのに、なんでこんな偏屈な私と一緒になったのか不思議なんですが、最終的にお姑さんがよかったのかなと思っています。

 

出会ってその日に結婚しようと思った

 

実は、私、お見合いなんですよ。出会って4時間ぐらいでこの人と結婚しようかなと決めて。

「これ当たりじゃない!」って、すぐ思ったんです。

そのお見合いは誰がセッティングしたんですか?

私の母が幼稚園で園長をしているんです。

その卒園の謝恩会の時に、すでに子どもがいる私の同級生がいて、「誰かいい人いないかしら」みたいなことを言っていたら、その隣に座っていた人の旦那様がうちの主人と同僚だったんです。

そこから話が繋がって、うちの主人が連れてこられたんです。

 

それまで結婚する気持ちはありましたか?

全然なかったです。その時、日本語学を学ぶ大学院生だったんです。

でも、相手も大学の先生で、研究者で、結婚してもいいし、大学に行き続けてもいいし、どちらでもいいよと言ってくれたんです。そんな条件のいい人いないですよね。どっちでもいいんだったら会ってみようと思ったんです。

ちょっと頭硬いなあと思うところはありますけれど、真面目だし、稼ぎはいいし、性格もいいし。それでも昭和の人間なので、人間と普通に対話するということは苦手でしたよね(苦笑)

 

今のご主人と出会うまでは研究することが面白かったから、結婚しなかったのですか?

選択肢に一切なかったんですよね。結婚しないつもりも別になかったというくらい、結婚する気がなくて。結婚は自分の認識の外にあったんです。

どっちでもいいと言われなかったら、会うことすらしなかったですね。
専業主婦になってほしい、大学院生はちょっとと言われたらお話しにならないので。

でも、会ってみて、ちゃんとしている人だなと思ったんです。普通の話をしているのに伝わらない言葉みたいなのがあるじゃないですか。

普通に会話のキャッチボールができること、根本的に誠実さと責任感があり、信頼できる人だと思いました。

頭がいいはずなんですけれど、頭の良さみたいなものを特に出すことはなく普通なんです。

主人は経済学を研究しているので、私とは畑違いなんですよ。それがよかったのかもしれないですね。

自分と近いことをしている人は無理だと思っていたので。家で議論とかはしたくですしね。

 

お互いの領域を犯さない人がよかったんですね。

そうなんですけれど、基本的なことはわかるんですよ。いつ学会があるとか言われてもわかっているし、論文を書き始めるとなったら、どういう精神状態になるとか、そういうことがお互いわかっているので、そこは邪魔しないようにということは最初からできました。

 

私のために太って待っていてくれた


お見合いで私はこの人でいいと思っていたんです。

ただ、一応紹介してくださった人がいたので、最初、両親とその紹介してくださった人と主人の同僚とお茶をして、じゃ、食事でもいきましょうかとなって、主人と2人で食事をして、その後場所を変えてお茶をしているときに、ただ「当たりだな」と確信しました。

そして、帰宅して、すごく簡略化されたお見合いなんですが、紹介してくれた人を通して返事をするべきだと思って。

主人からは連絡先を聞いていて、「今日はありがとうございました」というメールがきていたんですけれど、そちらに返信しないで、紹介してくれた人に返信したので、主人に伝わるまで1日かかるじゃないですか。

だから、主人は私がすぐに返信しなかったので、ダメだと思っていたそうです。

うちの主人、すごく太っているんですよ。体重は私にも教えてくれないんですよ(笑)

でも、確実に3桁いってます。だから、主人はお見合いみたいなものは何回目かだったらしいです。

正直、太っていることを除けば、超ハイスペックなんです。

そこ、一番大事なところですよね。

収入もいいし、職業もいいし、服のセンスも普通だし、悪いところは全くなくて、本当にただ太っているという理由だけで売れ残っていたのかしらと思って。

だとしたら、超ラッキーだと思いました。

私のために太っていてくれてありがとうぐらいの思いです。

 

太っていてくれたおかげで私に巡り合うまで待っていてくれたと捉えた?

そうですね。私は太っているとかどうでもよくて。特に不潔感もなく、普通なので。

太っているのでと事前に先方に伝えてくださいみたいなのはあったんですよ。私にとっては、そうなんですね、ぐらいの感じでしたけど。

 

一旦諦めていた彼のところに返事が届いて

その時点で、私が返事をしなかったことに対してすごくがっかりしたことはなかったと思っていたそうです。

そこから、何回か会うようになって、34回目かのデートのときに、ファミレスに情報誌って置いてあるじゃないですか。それが住宅の情報誌で、戸建てを建てるならみたいなことが書いてあったんです。

それで、「どこに住みたい?」みたいな話になるじゃないですか。それで、「住むんだったらこっちだよね」「それだと間取りが」「子どもできたらこれじゃぁね」みたいなことを言うじゃないですか。

まだ、何にも決まってないのに「あれ?」って思うじゃないですか。

「じゃ、結婚してもいいと思っているんですか?」と主人が言うので、「私は全然いいと思っていますよ」って。それが5月ぐらいかな。

その夏のうちに主人の実家に挨拶に行って、うちにも来てみたいな感じで、会ってから3か月ぐらいで結婚する形になりましたね。

ご主人だって、いいと言ってくれたのだから、気持ちはあったんでしょうね。

結婚してからのほうがいろいろ揉めましたよ。さっさと結婚を決めてしまったので。

次回へ続く

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